幸福度日本一で幸福と魅力は別物とか基本指標順位の24位とか言ってるからダメなんじゃないの?
幸福度日本一とか魅力とか基本指標順位とかって一体なんでしょうか?
福井新聞の紙面には掲載されないコラムがあるらしいのですが、そこで幸福度日本一のことが福井県議会で基本指標順位の24位じゃないかということについて書かれていることを聞きました。こんなの順位がどうだとか議会で話をするんだと思ったりもしたのですが、そもそもこの幸福度日本一とか基本指標順位って一体なんでしょうか?
四葉のクローバーがいっぱいあるとかでしょうか?そんなことないですね。
いろんなパラメーターの値を計算した結果がそれぞれの順位でしかない
世帯所得や持ち家率とか学校の数とかいろんなパラメーターを計算した結果がそれぞれの順位であったりしますが、ここで何がどの程度の重みかと言うところで実は大きく結果が変わってしまいます。
社会の数値化された要素を計算して点数を出すわけですが、この計算方法でいろいろと変わってきちゃうわけです。
病院の数が多ければいいとか、そんなの実は幸福でも何でもないと思ったりしているのですが、年齢や性別によっても何が幸福かと言うことは違うわけで、これを一概に幸福度日本一とか基本指標とかで計ろうとするのがそもそもおかしい話って、結構いろんな人が思ってるんじゃないでしょうか。
確かに世帯収入とか地域によって格差はあるかと思いますが、貯蓄が多いのが幸せでもないわけですし、ちょっと視点を替えるとお金を使ってでも楽しいことをしたいと言うのが少ない地域なのかもしれません。もちろんお金を使わなくても楽しいコトだっていっぱいありますけどね。
大切なのはいろんな視点を持てるかどうか?じゃないですかね
ぼくは長男で普通は家を離れるってことはあまり田舎では許されない感じだったりしますが、それでも大阪と東京とで5年だけですが福井を離れて生活していました。福井を離れてみてわかったことっていっぱいあるわけですが、この福井を離れてみるということをしたおかげで、福井には何があって何が無いのかってことがわかるようになりました。これは県外での就職を許してくれた親に感謝ですね。
学生時代には海にいって遊ぼうなんて思わなかったのですが、せっかく福井に帰ってきたんだし福井だからできるおもしろいことないかなと思って出会ったのが海でした。
最初は海の上で船で遊んだりしていたのですが、海の中もおもしろいよと言うことでダイビングを始めたわけです。たぶん、ずっと福井にいたら「福井だからできること」って何かなって思わなかったんじゃないでしょうか。ぼくが船を置いている九頭竜川ボードパークと言うところは、日本でも一番安いんじゃないかと言われているぐらい維持費がそれほどかからないマリーナです。船で遊ぶなんて言うとちょっと贅沢な感じもしますが、車1台の維持費よりもたぶん年間では少ないでしょう。
それぞれの人にそれぞれの事情があるかと思うので、県外でしばらく生活すると言うことは難しいかもしれませんが、福井に住んでいなかったならどうなんだろうって感じで考えてみるといいかもしれません。もちろん、県外の人や海外の人たちの声を聴くことでも、福井だからってことがいろいろと発見できるかと思います。
幸せ(幸福)と魅力は同じこと
ぼくは福井に帰ってきて海にはまったわけですが、こんな海が近くにあるってことはとっても幸せなコトです。ぼくにとっては海で遊べる環境があると言うことが幸福度日本一じゃないかと思います。県外に5年ほど住んで海って楽しいってことに気が付いたわけですが、ちょっと外から福井を見るという視点が持てたから福井の海に気が付いたのです。そして、この福井の海は最高ですよってことを伝えるから、それが福井の魅力になっていく。
確かに幸福と魅力は違うとは思うのですが、違うのはその人の立ち位置であって根本と言うのは変わらないわけです。あーこれ福井以外の人に伝えたいって思ったモノやコトが幸せなコトであって、魅力になるんだとぼくは思っています。
自分の幸福がほかの人の魅力になる
だからこうやってブログやFacebookなどに気づいたことなどをアップしているのです。ぼくと同じ趣味や感覚のあなたにこんなことを知ってもらえたら良いのにと思って書いています。福井は何もないんじゃなくて、みんな外に出て気が付いたことを言わないだけなのです。ちょっとアンテナの感度を良くして自分があーこれ幸せって思うことを発信すると、他の人にはそれが福井の魅力になることが多いのです。
いろんな指標など気にせずに自分が自分の地域のこんないいところあるよって発信することが大切で、指標で競うモノじゃないと思うのです。