メルカリのショールーミングのCMがネットでディスられている件
メルカリの16年冬シーズンのCMがネットでどうよってことになってる
メルカリと言えばYahoo!オークションに迫る勢いのフリマアプリですが、そのCMがなかなかのショールーミングネタでして、ネット上でかなり批判を浴びているようです。
そのCMはこちら。
靴を試着して、ちょっと考えますって言ってお店を出るわけですが、そのあとにメルカリのアプリで同じ靴を探して買うという話。
はい、普通のお店では試着だけして何もメリットがないわけですね。
そんなCMですが、Twitterではこんな感じでいろいろとご批判が多い感じです。
メルカリのCMみたいな考え方を合理的と思ってると、最終的に自分たちがショウルームがわりにしてた実店舗もなくなると思う 現実はそういう流れになってるのかもしんないけど、CMみたいな媒体で前向きに啓蒙しちゃうのはあんまよくないんじゃないのかな
— 井上のきあ|EUCARYA|つくるデザインIllustrator/色の大事典/デザインベーシック (@yue9) February 16, 2016
そうなんですよね、お店で売れないと存続できないからショールーミングするためのお店がなくなっちゃうんです。
靴のようなものは、店頭で試着できる事が消費のための重要な要素である事は、メルカリ自身がCMで語っている通り。その展示・試着の為のコストを他店に押し付けてフリーライドする思想は、靴業界自体をシュリンクさせる行為なので、メーカー側がしっかり対応していく必要があると思う。
— jun1s@うずまきスイッチ (@jun1s) February 16, 2016
メーカーさんも結局自分の首を絞めることになるのかも。。。
靴だけじゃないと思うんですよね、こういうのは。
それをCMでこうしたらいいよって提案しちゃうのは問題だと思うんですよね。
でも、ショールーミング化しているお店もメルカリで靴を売ってたらどうなるんでしょうか。靴だと価格競争があるかもしれないですが、それでもネットで売れるチャンスはあるわけですよね。
売るためのプラットフォームがメルカリでと思えば、まだ靴屋さんも生き残っていけるような気がしなくもないです。
価格競争はきついかもしれませんが、型番商品を売るとなるとどうしてもそれは考えないといけないことなので商売のやり方をいろいろと考えないといけないのかもですね。