99designsでコンペしてみた!新しいサイトのロゴを3万円弱の費用で応募数なんと129案!
クラウドソーシングの99designsでロゴ制作をコンペしてみた!
クラウドソーシングというと日本国内ではランサーズとかいろいろとあるかと思います。ロゴの制作とか、動画の制作とかいろいろと発注できるわけですが、グラフィックデザイン専門のクラウドソーシングがあって、それが99designsというサイトです。この99deisignsですが、日本語のサイトなので日本だけかと思いきや、世界中のデザイナーが参加しているデザイン専門のクラウドソーシングサービスです。
今回デザインしてもらったロゴはこんなロゴです
これともう一つLaugh Stickerという文字が入っていないバージョンまで提案していただきました。
ロゴのデザイン発注っていくらぐらい?
いままでのデザイン事務所などに発注すると、どうしても安く見積もっても10万ぐらいは費用としてかかってしまうかと思います。それがここ最近では、クラウドソーシングがいろいろと出てきて、かなり格安な費用でロゴデザインができるようになりました。それで今回、99designsを選んだわけですが選んだ理由は次の通りです。
99designsを選んだ理由.1 価格的に手頃
Facebookの広告では2万円でロゴ制作とありますが、実際には29,799円かかりました。でも、3万円弱の金額でロゴの提案が多くしてもらえるということでコスト面でかなりパフォーマンスがいいんじゃないかと思ったのでした。
99deisngsを選んだ理由.2 世界のデザイナーが応募
ぼくは基本的に日本語しか使えないのですが、今回作るロゴは日本語が入っているわけでもなく、簡単なLaugh Stickerというショップ名なので、ある程度英語の単語がわかればデザインできるんじゃないかと思ったわけです。つまり、日本人だけじゃなくてもデザインは可能なわけで、いろんな世界のデザイナーさんが提案してくれるといい感じのやつがあるんじゃないかと思ったわけです。
じゃあどうやって希望するロゴを作ってもらうのか?
ぼくは英語がほぼできないのですが、どうやって希望のロゴを伝えるか?そこって結構重要なところですよね。イメージというか、そういうのってなかなか言葉では伝えずらいのに、さらに英語でってわけですから、これはちょっと高いハードルって思いがちです。でも、99deisngsでは、ロゴの希望イメージを言葉で伝えるんじゃないんですね。すごくわかりやすく伝える方法がとられています。
イメージをスライダーやこんなロゴが好きっていうのを選ぶ
99designsでロゴ制作のコンペを行うときにコンペの概要を設定しないといけないわけですが、詳しくはこちらからどんなコンペだったかを見てもらうとして、簡単にイメージをどうやって伝えるかについてちょっと説明します。
こんな感じでコンペタイトルとかを決めるわけです。ちなみに最初日本語だけで登録していましたが、999designsの人が英語に翻訳して登録してくれました。
そして、イメージ的なところを伝える方法ですが、こんなスライダーがあって、これでなんとなくのイメージを伝えるわけです。
デザインスタイルで伝統的とか現代的どっちかにスライドさせたりするわけです。でも、これだけじゃちょっと自分の好きなイメージ的なのが伝わらないので、デザイン例にいくつかロゴなどが出てくるので、この中で好きなタイプのロゴを選ぶわけです。
こうして自分の欲しいロゴのイメージをデザイナーさんに伝えるわけです。
コンペの期間は1週間ほど(だったと思います(^^;))で、デザインの提案をいろいろとしてもらいます。
提出されたデザイン案はなんと129案も出てきました!
このデザイン案の中からファイナリストのデザイナーとして6人を選びます。
ファイナリスト6人を選んでロゴをさらにブラッシュアップ
この6人を選んでさらにデザイン案を出してもらいます。それでぼくは出してもらったデザイン案に対して(google翻訳で)こうしてほしいというのを伝えました。最終的にデザインの案として出てきた数がなんと171案になりました。ファイナリスト選んでからのデザイン提出がつまり42案なわけでして、結構な数を出してきます(といってもすべてがすべて別な案と言うわけでなく、Tシャツにするとこんな感じになるよとかある)。
そしてファイナリストが出してきたデザイン案の中から最終的に1案を選んだのが、最初にあったロゴとマークでした。
99desingsを使うときのポイント
99desingsを使ってみてわかったポイントをまとめておきます。
1.コンペタイトルやサブタイトルなどは最初から日本語と機械翻訳でもいいので英語を入れておく
ぼくは99desingsの人が翻訳してくれて、数時間後に英語に翻訳されていたわけですが、これ最初から自分で機械翻訳でいいので日本語だけではなく英語も入れておけばよかったなと思いました。英語を入れると反応が全然違います。
2.賞金確定でデザイナーさんが安心する
99designsでデザイン案を募集して気に入ったものがない場合はそのコンペの賞金が返金される仕組みなのですが、ここでコンペで賞金支払を確約するということができます。これによって、デザイナーさんは応募しても賞金がでないって思うこともなく、なんとか賞金を取ろうってがんばるわけです。
3.気に入ったデザインについてはもうちょっとこうしてと伝える方が早い
ぼくもGoogleの機械翻訳しか使ってないのですが、簡単な日本語をGoogle翻訳で変換してこうして欲しいってのを書くようにしました。そうしたらすぐに変更したデザイン案をアップしてくるわけです。いやぁ、びっくりですよ、このスピード感。時差などでタイミングもあるかとは思いますが、指示した内容で変更がすぐにアップされるのにはびっくりしました。
99desingsを使っての正直な感想
正直、日本だけのクラウドソーシングを使わなくてよかったなって思ったのでした。デザイナーさんのプロフィールを見ると多かったのがインドネシア系の人たち。スゴイ勢いでアップしてくるわけです。そりゃ微妙なのもあれば、ファイナリストとして選んで最後までどっちにしようか悩んだって人もいるわけです。
日本でのクラウドソーシングではたぶんここまでデザイン案って出てこなかったかなって思います。日本じゃたった3万って感じなのですが、たぶんインドネシアの方の人たちにとっては魅力的な金額なのかもしれないですね。(経済価値がいまいちわからないのでわかりませんが。。。)
日本語が入ったロゴとかはちょっと難しいかもしれませんが、アルファベット使ったものだったら、世界のクラウドソーシングサービス使うというのはものすごくアリなんじゃないかなと思いました。
というわけで、楽しいステッカーを販売するラフステッカー https://www.laugh-sticker.net/ をよろしくお願いいたします。
(2015年12月25日現在、まだ商品数は少ないのですが今後商品数を増やしていきます)