ラジアップフライデー ITニュース 2015/05/01版 あおり商法の話
SNSなどの拡散で需要予測ができない時代となってきたという話題です。
あおり商法否定、「ネットの情報拡散加速、需要予想が困難に」
サントリー食品が「レモンジーナ」に引き続き、「ヨーグリーナ」の出荷を一時中止しました。ネットで商品の情報が拡散することで入手困難となり、品薄状態になってしまい出荷を中止する事態となりました。
ITmediaニュースより
記事はこちら -> http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1504/20/news049.html
レモンジーナとヨーグリーナを出荷中止に
サントリー食品が販売しているレモンジーナとヨーグリーナですが、両方ともTwitterやFacebookなどで美味しいとか変な味がするとか、いろいろと噂になってこんなTweetも。
ヨーグリーナとかどこにも売ってないんだけどどうなってんの
— 積分法の応用 (@integral_2525) 2015, 5月 1
ヨーグリーナ販売停止食らってるからどこも売ってなさそう — えれくと@バよ鼓ラ勢 (@K_electo_18) 2015, 5月 1
ってことで、ヨーグリーナがなかなか手に入りにくかったりするようです。
でも、そうは言っても売ってるところには売ってる
といっても、案外売ってるところには売っているようです、このヨーグリーナ。
ヨーグリーナ売ってんだけど笑笑 pic.twitter.com/m8FBRYK6Lp — なな (@nana12211998k) 2015, 5月 1
というわけで、場所によっては結構品薄状態ではないってこともあるようで、TwitterやFacebookなどのSNSで拡散されて売れる地域と売れない地域ができているようです。これってTwitterやFacebookなどを使う人の年齢がある程度偏っているからかなって思います。
なので、福井のような平均年齢がちょっと高めの地域ではレモンジーナもヨーグリーナも知らないって人が多かったりして、案外田舎の方に行くと普通に売ってるなんてこともよくありますね。
今までは需要予測できたのか?
この出荷中止にまで需要に供給が追いつかあい状態って、今まではある程度需要予測できたのか?ってことなんですが、テレビや新聞などの既存メディアの場合には視聴率などがある程度わかっていて、その数字からどのぐらい売れるかという予測が可能でした。それで、多少少なめに生産してなかなか手に入らないってことをあおって購買意欲を出させようってことをしたりすることもあるんですが、今回はそういうわけではなかったようです。
SNSなどで拡散されるのが思った以上にすごく、TwitterやFacebookなどでどんどん拡散されて、全く予想もしないぐらいに一部の地域で売れてしまったという感じでしょうか。想像を超える需要になってしまったってことですが、これからはSNSなどの拡散なども把握しながらマーケティングなどをしていかないといけない時代になったってことですね。