美しいデザイン 澄川伸一さんのデザインセミナー

プロダクトデザイナー澄川伸一さんのセミナーを受講

プロダクトデザイナーの澄川伸一さんのセミナーが鯖江市の文化の館で行われました。ソニーでオーディオ機器のデザインを担当されていたとのこと。

デザインって大切だなと思っていて福井デザインアカデミーでお世話になったふくい産業支援センターのデザイン振興部の主催の事業ということで、行ってみるとFDAで一緒だった方とか、みなさんおられまして始まる前の時間も楽しくお話させていただけました。

美しいデザイン

美しいデザイン

美しいデザインっていうタイトルのセミナーだったのですが、美しいという言葉がホントに多くでてきました。それは美しいのかという自問自答ってのが大切なんだってのがスゴく伝わってきました。美しいものは残っていく。戦争があっても残っているものは美しいものが多い。人って美しいものって残したくなりますよね。

大切なのは感力

美しいものを実際に見て感じる力も大切だし、それが美しいのかどうかという自問自答して判断することって大切なのかと思いました。感力ってテレビではなかなか育たないっていう話があったんですが、ラジオが文化的だなって思ったりすることがあるのは、こういうテレビと違って想像させる力があるからかなとか思いました。

いま、電話のデザインをさせたらみんなiPhoneの様な電話機をデザインするだろうって。もっと違うカタチなどあってもいいのに、いまのiPhoneを丸くした感じのモノなどばかりになるだろうっておっしゃっていたんですが、ホントにカタチとかって今のものが本当に良いってわけでもないんだから、自分自身の考えるものが美しいかという判断でデザインをするって大切だなと思いました。

CADと3Dプリンター

セミナーの中で3Dプリンターを使っているという話がありました。

このAdonisの3Dプリンターを澄川さんは使っておられるとのこと。


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エンピツ書きである程度考えて、それをCADで図面にして3Dプリンターで出力。それでコンペとかで実際にカタチにしたものを見せながらってことをすると、確かにわかりやすいなって思いました。

大切なのはCADが使えるか

実際に3Dプリンターでモノを出力しようとすると、3D-CADが使えないと始まらない。3D-CADを使えるスキルはとても大切だという話をされていました。

確かに3Dプリンターでモノは出力できるけども、その出力するモノのデータは3D-CADでデータを作らないといけないわけで、こういったところの知識もないといけないのかと思いました。

3D-CADでデータを作って実際に3Dプリンターで出力するだけじゃなく、レンダリングをさせることでイメージもできるので、しっかりこういうツールは使いこなすとかなりスピードが上がりますね。

美しいか自問自答

ぼくも何気なく写真を撮っているというわけでなく、それが美しいかどうかってまでは言いませんが、これでいいかって自問自答していたりします。これからは美しいか?というところもう少し自問自答してみようと思います。

ふくい産業支援センターのデザイン振興部のみなさまありがとうございました。

そして、講師である澄川伸一さんありがとうございました。

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