スカルプDのアンファー、実態ないCMで所得隠しとステマ告白
スカルプDのアンファーが所得隠しですが。。。
きょうのYahooニュースでちょっと気になった記事なのですが、スカルプDのアンファー、実態ないCMで所得隠し。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140218-00000009-asahi-soci
税務署と企業との見解の相違で、経費として認められるかそうじゃないかってことは良くあることだと思うんですよね。今回もスカルプDのアンファが広告宣伝費と思ったものが認められなかったってことらしいんですよね。記事を読むと。
え?口コミの宣伝効果?
Yahoo記事の最後にこんなことが書いてありました。
これに対し国税局は約20人のうち4人について、テレビとネットのCMともに出演していないと指摘。アンファーが広告会社に支払った広告宣伝費のうち、10年3月期に支出した約4千万円と11年3月期の約1億1千万円について、「CMに結びついておらず宣伝の実態がなく、広告会社を支援するための寄付金にあたる」と判断。広告宣伝費に仮装したとして重加算税の対象とした。
アンファーは取材に「CMに出ていなくても、芸能人がネットでつぶやくなどすれば口コミの宣伝効果が期待できるのに、理解を得られなかった」と説明。「広告の概念について国税局と見解の相違があったが、指摘に従い全額を納税した。従来以上に税務コンプライアンスを徹底する」としている。
広告会社に払った宣伝広告費のうち4人が広告出演の実態がなくて、その4人はネットでつぶやくなどして口コミの宣伝効果が期待できるってことで広告会社に4人分で1億5千万払ったってことなんですよね。
この4人が誰なのかはわかりませんが、本人たちの手元にはいくら入ったのか。。。
ステルスマーケティングは無くならないですよね
普通のテレビCMや広告の効果が悪くなってきている今、ステルスマーケティングってたぶん結構効果が大きいんじゃないかなって思います。売上げをあげるためにステマに1億5千万円かけているってことですが、つまりはこのステマで1億5千万以上の売上げは見込めるから、そこにこれだけの投資をしてるんですよね。
テレビのCMなどは制作費などを考えると大きい金額になってしまうわけですが、ステルスマーケティングって、TwitterとかBlogなどにこの商品がいいですよってことで投稿して、それを多くの人がみて購入などに至るってことで、コスト的にはかなり安く抑えられるわけですよね。広告主としては費用対効果が大きいところに投資するのは当たり前なわけで、ステルスマーケティングは無くならないと思うし、今後も普通にあるんでしょうね。
プログラミングなどの情報教育の前に教えるべきこと
小学校や中学校で情報教育ってことでプログラミングとかの話を良く聞きますが、プログラミングも良いとは思うのですが、もう少しその情報が正しいのかとかWebで流れている情報に流されないってことなどの情報リテラシーをしっかりと教えることが大切なんじゃないかなって思います。
関東地方の大雪でマスコミが山梨の大雪のことを伝えていないってことでブログやニュース記事にまでしているところを見かけますが、たぶんニュースとしてはちゃんと取り扱われていると思います。それを報道しないのが悪だ!みたいなことを言う方がいると思うのですが、報道が目的じゃなくてそれで何をするべきかを考えることが大切じゃないかなと思います。
報道が少ないってことを訴えることよりも、その情報から自分たちはなにをすべきかを考えることが大切じゃないかなって思います。