サンドーム福井へアーティストが来るときに地元がやるべきこと(行政や観光協会の方への提案)
来てくれるアーティストたちをどうおもてなしするか
サンドーム福井でコンサートをするアーティストがここ最近多くなっています。ぼくは以前、とあるアーティストさんの事務所スタッフさんをもてなすのに協力して欲しいと言われてお手伝いしたことがあります。そのときには、ぼくの知り合いの居酒屋天喰家さんにお願いして福井の海の幸などいろいろと用意してもらいました。そして、お酒も好きだと言うことを聞いていたので、近くの久保田酒店さんに福井のお酒などを用意してもらったのですが、このときかなりよろこんでもらえ、翌日の公演にぜひ来てくださいとお誘いを受けました。残念ながら翌日は大阪での会議のためそのアーティストさんのライブは観れませんでしたが、それぐらい良かったと思っていただけたのでした。
アピールが目的じゃなく喜んでもらえるかどうかを考えた
ぼくはせっかく鯖江に来てくれるのならっていうのと、鯖江のことなら田辺に聞けばなんとかなると思ってくれてた方に恥をかかすわけにはいかないので、どんなことができるのかってのを考えたわけです。しかも、全国の美味しいものをいつも食べている人たちなので、かなりハードルが高いわけです。でも、びっくりするぐらい美味しいものってなかなかないじゃないですか。
そこでぼくが考えたのがお料理は美味しいものを出してと言うのは当たり前ですが、天喰家さんにお願いをして普段お店で扱っていないお酒を久保田酒店さんに持ってきてもらって良いかって言うのを確認して、久保田さんに福井の今の時期だから飲めるお酒とかを用意してもらいました。そして、久保田さんにはちょっと無理なお願いをしたのですが、そのお酒を天喰家さんで事務所スタッフさんたちに紹介してほしいと言うことをお願いしました。
まさかお酒屋さんがお酒の説明をしてくれるなんて思ってもいなかったと言うことで、美味しいお酒がさらに美味しく楽しんでいただけたようでした。
じゃあ、サンドーム福井で出来ることって何か考えてみた
サンドーム福井で直接アーティストさんに何かできないかってことを考えてみたのですが、例えばケータリング。
先日、SEKAI NO OWARIのライブがサンドーム福井であったのですが、こんなツイートが。
「THE DINNER」福井2日目!強風の吹き荒れるなか来てくださったみなさま、長くお待たせすることになってしまったみなさまも、ありがとうございました(^^)
福井名物たち!サバエドックと焼鯖寿しウマすぎです( ´ ▽ ` )ノ pic.twitter.com/zhsoKdGqbz— Nakajin_SEKAINOOWARI (@Nakajin_sekaino) 2016年4月17日
福井の美味しいものをケータリングで用意するってのはありですよね。美味しいものを用意してどんどん食べてもらえばいいじゃないですか。もちろんスタッフさんも結構いるかと思いますが、そういう人たちにもいきわたるといいんですがね。これはすでにやっているってことで、さらに何かいいことないか考えてみました。
例えばこんなのどうでしょうか?
アーティストさんの名前の入った越前漆器のお箸。もちろんそれを販売してってことじゃなくて、名入りのお箸とかケータリングでたぶんないと思います。こういうことってちょっとしたことですが、名入りだったら超うれしいと思います。そして、ケータリングでの器が越前漆器であったりしたらどうでしょうか?ケータリングでそんな器にまで気を使ってることって、あまりないんじゃないかと思います。
越前漆器以外にもちょっと取り扱いに気を遣うので難しいかもしれませんが、越前焼とかいろいろと考えられますよね。
どうしてもアーティストさんの宿泊は鯖江ってことはないので、打ち上げとか晩飯に鯖江でってことは難しいと思いますが、ケータリングだったらいろいろと喜んでもらえそうなアプローチ方法があると思います。とにかく喜んでもらえる方法を考えるってことが大切なんじゃないかと思います。PRしてもらうなんて思うより、喜んでもらうってことに注力するべきじゃないかなって思います。