ドラマHEAT?消防団ってこんなことしてるんです

フジテレビ系で放送されてるHEATもそろそろいいところ

きょうは朝から消防団のポンプ車の性能試験でした。はい、消防団です、今話題の!?。

火曜日に放送されているのがフジテレビ系のドラマHEAT(HEATのサイトはこちら)。不動産会社のエリートビジネスマンの池上タツヤが消防団に潜入して利益第一主義から人を守る喜びを知っていくってドラマだったりしますが、そんなかっこいいことばっかりじゃないんですよね。

ドラマHEAT?違います...

そしてAKIRAみたいなかっこいいひともそんなにいません(笑)

火災のとき以外でも仕事はいろいろ

ぼくたちの所属している鯖江消防団では市の防災訓練はもちろん、町内の防災訓練のお手伝いとか、あと大変だったのがお家の火災報知機設置義務化のときに火災報知機を設置しているか、お家を一軒一軒調査するなんてこともやってました。

そうです、ここ最近は昔に比べて火災も減り、火事での出動よりも予防や訓練といった方が多いんです。

他には心肺蘇生法の講習を受けたり、逆に市民の方に教えたり、そんな仕事もあるわけです。

あと、忘れてはいけないのが操法大会に向けての練習。操法大会って言うのは消火活動の基本中の基本の動作をいかに早くきっちりと行えるかを競うものです。これは地域によってはそれほど練習しないとか、持ち回りで大会に出場したりとかあると思うのですが、鯖江消防団では毎年この操法大会ってのがあります。練習は1ヶ月ぐらい前から早朝5時とか6時ぐらいから行ってます。消防団に入ると辛いってのはこの操法大会の練習ぐらいでしょうか。1ヶ月ぐらいは早起きしないといけないんですから。

操法大会に向けての練習

鯖江丹生消防組合では各分団に1台ポンプ車がある

そして鯖江消防団では各分団にポンプ車(消防車)が1台あります。火災や災害時にはこのポンプ車に乗って出動するわけです。もちろん月に2回ほど担当地域を巡回したりもしています。

そんなポンプ車ですが、ちゃんとポンプが機能しているかとか圧が漏れていないかとかいろいろと試験します。

ポンプ車性能試験試験

ポンプ車性能試験は消防署の職員さんがだいたいはやってくれますが、消火栓などにつなげる吸管を伸ばしたり片付けたりは消防団員の仕事です。地味な仕事ですが、平日の日中に時間を割いて消防団の活動をしているわけです。

こういうポンプ車性能試験もそうですが、点検などいろいろと普段から行っているから、火災などが発生したときには対応できるわけですが、ぼくたちの鯖江消防団進徳分団ではHEATみたいにしょっちゅう詰所にいるなんてことはちなみにありません(笑)

以上、HEATほどドラマじゃない消防団の活動でした!

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