清須会議 (三谷幸喜 監督)を観て来たわけですが...
清須会議 (三谷幸喜 監督)が公開されて、早速観に行ってきました。
ぼく自身、歴史は全く勉強してなくて、柴田勝家が福井の人だと言うのは知っていたのですが、その人がどうなったとか、福井ではお市の方がいつも歴史時代行列で出てくるけども、どんな人かも知らないという状況の中でこの清須会議を観たわけです。
歴史を知らなくても楽しめる
多分歴史を知っているとさらに楽しめるのでしょうけども、何となく歴史の時間に聞いた名前や、福井県にゆかりのあるお市の方や柴田勝家といった名前が出てくるので、どういった背景がその人たちにあるのかという知識がない状況でしたが、逆にこの清洲会議を観てそういう関係だったのかと(正しいかどうかはわかりませんが(笑))勉強になった部分もありました。
三谷監督らしい細かい部分が...
三谷監督の作品と言えば、いろんな部分に笑える部分が話の本筋とは違うところで展開されていたりということで、細かい部分をいろいろと探してしまうという、ちょっと普通の映画を観るときとは違う映画の観方をしてしまっている自分がいました。ネタバレになるといけないので書きませんが、思わずくすっと笑ってしまうところがちょいちょいありました。
秀吉がぶっちゃけとか言うはずがないとは思うものの、現代の言葉になっている部分も面白かったり。
邦画は頭の中で台詞を日本語字幕と合わせたりしなくても良いから、笑いや映像に集中できて良いですよね。
やっぱり映画館で観るのはいいですね
海猿などは何度も同じ映画を映画館で観たりということをしたりするのですが、ぼくはレイトショーに行って座席は一番後ろのど真ん中ってことが多いのですが、今回は多少お客さんが入っていて(全部で10人ぐらい?)独り占めではなかったのですが、映画館でコーラを片手に観るのっていいですよね。都会では映画館も結構人が多いようですが、福井では公開数日目のレイトショーだとすでにガラガラで、結構良い席で観られるからこれも福井ならではのメリットかも。
清須会議を観てきたわけですが
清須会議を観ていて思ったのが、ちょうど孔子の兵法を読んだからか、秀吉の考え方ってかなり練られているってとこがあったり孔子の兵法通りのことっていっぱいありました。
あと、柴田勝家が田舎者だからこそダメだったのかって思う部分もあり、もうちょっと自分も秀吉のような振る舞いも必要なのかなって感じたりもしたわけです。
原作もあるんですね
エンドロールは最後まで観るのですが、原作 清須会議って出てくるので思わず調べたら三谷監督の小節なのですね。自分で書いた小節を映画化するってスゴいですね。